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徒然の日記


by sacados_dagashi

ノートPC購入略史

友人のこじまさんのブログ記事「買い物のオレ史をふりかえる: ノートPC」を読みまして、わたしもノートPCを購入して来たことを振り返つてみようと思ひました。スペックとかは覚えてゐないものが多いですが、御容赦を。

平成7年(1995年):PowerBook Duo 250を購入。しばらくして中身をPowerPCのCPUに入れ替へる。Duo Dockに入れると、デスクトップマシンのやうに使へるので、家でも外出先でも同じやうな環境で使へると云ふのが売りでした。Dockともどもフランスまで持つて行きました。Dockは廃棄、本体はコレクター宅で余生を送つてゐることでせう。

平成12年(2000年):東芝ダイナブックを購入。9月からのアフリカ赴任に合はせて、現地で仕事に使はうと購入しました。当初から、電源部分がいかれてゐた様子で、ケーブルを接続してゐても、使つてゐる最中に段段と通電しなくなつていく症状が出てゐました。プラグをコンピュータ本体に角度を変へたり力を入れたりしてごまかしごまかし使つてゐたのですが、欲念の10月に全く動かなくなり、丁度、東京出張があつたので、修理に出しましたところ、メーカーから連絡があり、保証期間が切れてゐたため、代金12万円が掛かる、と云ふことで、修理を断念。実家に放置してゐたのですが、先日、実家の整理に行きましたら、物置の奥から出て来ましたので、廃棄処分にしました。

平成13年(2001年):PowerBook G4 667MHzを購入。上記のダイナブックが調子が悪く、アフリカからメールで依頼して友人のこじまさんにお願ひして、予約してもらひ、東京出張時に購入しました。これもDVD-ROMドライヴが初期不良の様子で、読み取らなくなるのでした。延長保証期間の3年間に4、5回ほど修理に出して、ドライヴを交換してもらひました。それ以外では特に不具合はありませんでしたが、何だか気持ち悪い思ひでした。そんな不具合も、延長保証期間が切れた後では症状が出ず、助かりました。本年3月に現役引退、予備役編入で、余生を拙宅で送つてをります。

平成15年(2003年):東芝ダイナブックをジャパネットたかたの通販で購入。これも2度目のアフリカ赴任での仕事用に待つて行くために購入しました。特に何の不具合も無く、1年間の使用後、現地の青年海外協力隊員に売つて来ました。

平成18年(2006年):MacBook Pro 1.83GHzを購入。3月初めに予約して、現物が手に入つたのは約1ヶ月後です。4年半使ひ続けたPowerBook G4に比べて格段に速くなり、非常に快適な使用感です。インターネットの他、デジタルカメラ画像の整理、義太夫のお稽古の録音のデジタル化(Sound It!)などに活躍してくれてゐます。これから、紙焼きの写真やネガ・ポジのフィルムの整理にも活用しようと思つてをります。

かうして振り返りますと、5台も使つて来てゐるのですね。そのうちの1台(平成12年のダイナブック)は使つたうちには入らない気もしますが。
# by sacados_dagashi | 2006-06-18 10:36 | etc.

富士市へ往復

14日から15日にかけて1泊で静岡県富士市まで往復して来ました。
当地に在住してゐる友人のフランス人画家のMarc-Henri Debidour氏(ブログ)の家族が来日しましたところ、彼の下宿先を提供してゐる日本フランス語圏友好協会寄持会長がパーティーを開きまして、それに出席するためです。

14日の昼過ぎに東京を出て、東海道新幹線で三島へ。そこで在来線に乗り換へ、吉原に。そこから私鉄の岳南鉄道に乗ります。
富士市へ往復_a0037139_1975060.jpg

この写真を撮つてゐるところ、お孫さんを連れたらしい年配の淑女が「あの『おぢさん』、電車の写真を撮つてゐるよ」と云つてゐました。嗚呼、わたしも第三者から「おぢさん」と認識される外見なのね・・・、と嘆息しながら、吉原本町駅に向かひます。
そこから歩いてホテルに行かうとしたのですが、地図他をプリントアウトした紙を家に置き忘れてしまひ、ホテルの位置も名前も分からなくなりました。幸ひ、前にホテルから予約確認の電話が携帯に入つてゐたので、その番号に掛け直して、名前を聞いて、タクシーでホテルに辿り着きました。

ホテルで『笑点〜40周年スペシャル』で円楽の引退口上を見てから、タクシーでパーティー会場のレストラン クッチーナ フジネーゼ 磯に向かひました。指定された席に座り、少し待ちますと、Marcとお母さんのDenise・弟のElie、Elieの奥さんのBinduが到着しました。お母さんとはわたしが留学先の南フランス・モンペリエを引き払つて以来の6年ぶり、Elieとは休暇中にモンペリエで会つて以来の4年ぶりの再会、そして奥さんとは初対面でした。また、やはり6年ぶりにモンペリエ在住の森田先生にも再会しました。懐かしい方がたとテーブルを囲んでの食事は大変に楽しいものでした。料理も、パルマ産の生ハムや蒸したムール貝のクリームソース味、ローストビーフなど、なかなかに美味しいものでして、大満足でした。Deniseさんの隣の席だつたので、モンペリエの思ひ出話に花を咲かせ、また同席のMarcのフランス語のお弟子さん・絵のお弟子さんともDeniseさんを中心に盛り上がりました。最後に、ホストのMarcの家族と寄持会長が挨拶をして、お開きとなりました。
富士市へ往復_a0037139_2012774.jpg
(左から、Elie、Denise、Bindu、Marc、寄持氏)

翌日は、朝方にホテルを出て、吉原本町駅に向かつてふらふらと歩いてゐましたら、東田子の浦駅行きのバスが来ましたので、それに乗つて終点までのバスからの景色を楽しみました。あとは、在来線から三島で新幹線に乗り換へて、東京に戻りました。

「朋有り遠方より来たる。 亦楽しからずや」と云ふ論語の文句を肌で感じる富士市への往復で有りました。
# by sacados_dagashi | 2006-05-17 19:47 | 仲間

鶉卵の爆弾揚げ風

久しぶりのブログ更新ですが、いつもながら食べ物の話題です。
友人のこじまさんのブログの記事「食事記録 一人前を目指したスープとペペロンチーノ」にコメントとして、わたしの昨晩の食事が「豚汁もどき+青梗菜の塩炒め+鶉卵の爆弾揚げ風」でしたことを書きました。
「爆弾揚げ」と云ふのは、洋名「スコッチエッグ」と似てをりまして、うで卵を挽き肉でくるんで揚げたものです。実家では何故か正月のお節料理としてのみ作られます。正月に爆弾揚げが食べられるのが本当に楽しみでした。何も正月に限られるやうな意味合ひのある料理ではないので、他の時季に食べても良ささうなものですが、食べた記憶はありません。
現在の下宿先では揚げ物はしませんので、シャープのヘルシオのウォーターオーヴン機能を用ゐて、鶉の卵で「爆弾揚げ『風』」のものを作つてみました。
レシピはいい加減でして、鶏と豚の合ひ挽き肉150gに、酒、醤油、塩、胡椒、小麦粉、サラダ油、みじん切りの長葱を入れてよく練り、うでた鶉卵をくるんで、ヘルシオのフライメニューの鶏の唐揚げで調理します。昨晩は、調味した挽き肉をすぐに鶉卵のまはりに着けたので、ゆるすぎて、垂れてしまひました。また、鶉卵は市販の水煮のものを使ひましたら、ちよつと臭みがある感じで余り風味が宜しくなかつたです。
そこで、生の鶉の卵を自分でうでて、昨日の残りの挽き肉で改めて作りましたのが、下記の写真のとほりです。
鶉卵の爆弾揚げ風_a0037139_21222312.jpg

冷蔵庫に保管してゐたので、程よく挽き肉が硬くなつてをり、鶉の卵に乗せた具合が丁度良かつたです。完全にくるんだわけではないので、裏を返すと、こんな感じに鶉の卵が見えます。
鶉卵の爆弾揚げ風_a0037139_21224642.jpg

一つ味見してみましたが、市販の水煮の鶉卵よりも美味しかつたですよ。
弁当に入れると可愛らしいですね。
# by sacados_dagashi | 2006-05-09 22:05 | Gastronomie

鴨葱丼弁当

昨日に引き続き、今日も弁当を持参して出勤しました。

鴨葱丼弁当_a0037139_21172147.jpg


鴨葱丼弁当+まぐろのあら煮に入れてゐた大根と先日の鍋の野菜の残り+漬け物です。
鴨は、肉のハナマサ市ヶ谷店で台湾産冷凍鴨の薄切り・鍋物用で鍋にした後、調理せずに残つた肉をフライパンで焼いて、それにすき焼きのたれをからめて煮詰めました。

弁当は面倒なやうでもありますが、作るとそれなりに楽しいですね。「毎日、必ず」と気張ると精神的な負荷が大きくなりさうですので、週に2〜3回、気が向かなければ作らない、と云ふ感じで、細く長く続けていきたいです。
# by sacados_dagashi | 2006-02-24 21:25 | Gastronomie

まぐろのあら煮の弁当

友人のこじまさんのブログの記事に触発されて 、愚生も今日は会社に弁当を持つて行つてみました。

まぐろのあら煮の弁当_a0037139_23464097.jpg


ちやんとして弁当箱を持つてゐませんので、あり合はせの容器に詰めて持つて行つてをります。画面下のまぐろのあら煮は、近くのスーパーで安かつたので購入し、昆布とかつを節のだし汁で煮て、しょうが・醤油・味醂・酒を適当に入れて味付けしたものです。長い時間を掛ければ、それなりの味になるので、この手の煮物は楽ですね。大根も柔らかくなりました。

ただ、かうして写真を見てみると、彩りに華がないですね。そこが一番、苦手なところです。
# by sacados_dagashi | 2006-02-23 23:50 | Gastronomie